2019年12月08日更新

その抜け毛は「粃糠性脱毛症」という病気のせいかも?

ひどい抜け毛があるだけではなく、大量の細かいフケがぱらぱらと出るという場合、粃糠性脱毛症である可能性があります。
粃糠性脱毛症とは、大量のフケが原因で頭皮に雑菌が繁殖し、毛穴が炎症を起こして脱毛を起こしてしまう疾患です。
そのため、フケが出ないように対処する必要があります。

しかし、大量のフケがでるのは、必ずしも頭皮を不潔にしているからではありません。
毎日洗髪して清潔にしているつもりでも、も起こることがあります。
大量のフケが発生するのには、さまざまな原因が考えられます。

そのひとつが、頭皮に合わないシャンプーやコンディショナーを使っていることです。
洗浄力が強すぎて頭皮が乾燥したり、刺激が強くて炎症を起こしてしまい、かゆくて頭皮を掻いてフケの発生につながることがあります。
また、単純に洗いやすすぎが不十分で汚れが落ちていないというケースも考えられるでしょう。

アレルギー体質で肌が外部刺激に弱い場合も、地肌が炎症を起こしやすく掻くことでフケの発生につながることがあります。
ほかに、過度のストレスによって血行が悪くなり、頭皮環境が悪くなって起きることもあるでしょう。
このようないくつかの要因が複雑に組み合わさってフケが発生し、脱毛にいたることも多いです。

粃糠性脱毛症を予防する方法としては、シャンプーを替える、生活習慣を見直すといったことが挙げられます。
シャンプーは、刺激が少なくマイルドな洗浄力のものを選びましょう。
シャンプーをするときも、ぬるま湯で優しく丁寧に洗うことが大切です。
フケが気になるからといって、力を入れてごしごしこすって洗うようなことはしてはいけません。
頭皮や毛穴を傷めてしまい、逆効果となるでしょう。

シャンプーをしたあとは、すすぎ残しがないようにすみずみまで流すことも重要です。
もしもすすぎ残しがあって汚れや泡が頭皮に付着したままになっていると、そこから頭皮が荒れる恐れがあります。

なるべく規則正しい生活を送り、睡眠をしっかりとることも大切です。
ぐっすり眠ると成長ホルモンが分泌され、傷んだ細胞の修復に働きます。
よく寝る生活を続けていると、肌の新陳代謝のリズムが整い、フケの減少にもつながるでしょう。
適度に運動してストレスを発散することも大切です。

それでも良くならなければ、皮膚科を受診しましょう。
放置していると、悪化して抜け毛が進行してしまいます。
皮膚科では、頭皮の炎症を抑えるステロイド剤やかゆみを抑える抗ヒスタミン剤などが処方されることが一般的です。